おくとの人生旅日記

"旅" をこよなく愛する大学生。ビビりながらの初海外で、12カ国を旅しながら3カ国で国際ボランティアを経験。ホームレスになってアメリカを横断したり、インドを縦断したり、ケニアで教育支援をしたり。時には "象使い" になってみたり。挑戦し続ける人生を。旅の魅力を日々配信中...

【人生観を変えてくれた】セブ島にあるスラムの本当の姿。

こんにちは、おくとです。

 

スラム

どんなイメージがありますか?

 

海外に行ったことのなかった昔の僕は

「治安が悪い、怖い、汚い」

恥ずかしいことに、このようなイメージを持っていました。

 

同じような人も多いのではないかと思います。

 

今回は、そんな僕を変えてくれた

"ある素敵な出逢い"

について書いていきます。

 

それでは、れっつらごーーー!

 

 

※はじめに述べておきますが、スラム=安全というわけではありません。自分で行く人は自己責任でお願いします。尚、訪れたスラムの場所は伏せておきます。

 

 

出逢いは偶然に

 

NGOの友達とパンダノン島に行った帰り、

お腹がすいていた僕たちは食べ物を求めて

ふらっとある路地に入ります。

 

→パンダノン島についての記事はこちら

 

 

そこにはマンゴーを売っているおばちゃんが。

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ちょーだい!

と言うと皮をむいてくれます。

マンゴー

 

イメージしてたマンゴーよりも

かなり酸っぱい

塩をかけて頂きます。

 

と、気づけば周りにはたくさんの子供たちが。

 

これがここに住む人たちとの出逢いでした。

 

 

スラムの実態

 

後々聞いたことですが、

このコミュニティーに日本人が来たのは初めてらしい。

 

そんなわけて、

とても珍しい外国人の訪問客に

彼らは興味津々でした。

 

セブ島スラム


たくさんの人に歓迎されながら

どんどん奥へと進みます。

 

時々、海が見えます。

 

彼らの家は高床式になっていて

海の上に建てられています。

これで潮の満ち引きにも対応可能ですね。

 

スラムを進むにつれて

貧しさという現実を見た半面

そこに住む人々の優しさに触れました。

 

 

世界で一番の絶景

 

ここでバスケ選手を名乗る

ある人と出逢います。

 

なにやら

"Beautiful spot"

に案内してくれるとのこと。

 

果たしてどんなものか

気になりますよね。

 

ついていくことにしました。

 

セブ島スラム

先頭を行くバスケ選手の彼。

 

家々の間を通ります。

地面はヘドロとゴミでぐちゃぐちゃ。

 

浅瀬に足を突っ込みながら 

しばらく進むと

視界が開けてきました。

 

 

いや、綺麗すぎるだろ。。!!!

セブ島スラム景色

現在この記事を書いている僕は

世界中の様々な国を旅してきました。

 

ですが、

この景色をこえる絶景には出逢ったことがありません。

 

初海外の地で

スラムに住む人々の心からの優しさに触れて

感受性が何倍にも膨れ上がった時に見た

この景色は一生忘れることはないはずです。

 

僕たちは

息をのんでこの景色を

しばらくのあいだ見続けていました。

 

 

誕生日パーティーに参加

 

日が沈み、

そろそろ帰ろうとしていたところ

ある家庭に招待されました。

 

話を聞くと、

赤ちゃんがちょうど誕生日だそう。

 

「一緒にご飯を食べていきな。」

そう言われパーティーに参加しました。

 

みんな裕福ではない

むしろ貧しいはずなのに

こんな見ず知らずの外国人に

ご飯とビールをごちそうしてくれました。

 

それに、

みんなが心の底から笑っているように感じたのです。

 

 

続くパーティーとお別れ

 

ご飯をごちそうになり家の外に出ると、

たくさんの人が集まっています。

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まさにパーティー!
みんなと笑顔で写真を撮ります。

 

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この風船をつかんだ子は幸せになれるみたいです。

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みんな風船とお菓子を掴むことに必死ですね。笑

 

この後、

たくさんの人に見送られて

この地をあとにしました。

 

 

思うこと

 

改めて問いかけます。

みなさんはスラムについてどう思いますか?

 

僕にとって

このコミュニティーに住む人々は友達です。

"心の底からの笑顔と優しさ"

彼らはそれを僕に教えてくれました。

 

初海外で不安と怖さを抱いていた当時、

"この世界の素晴らしさ"

を教えてくれたのは紛れもなく彼らなのです。

 

 

ご協力のお願い

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

 

スラムに馴染みがない日本人である私たち。

ここに書いていることは、同じアジアにあるフィリピンでの現実です。

 

そして、

「このコミュニティーは政府により取り壊される予定である」

ということを耳にしました。

 

そこで、僕はここに住む人たちを支援する活動をしたいと考えています。

まだ何も内容が具体的になっていないため、

まずは、みなさんにこの出来事について知ってほしいと思いこの記事を書きました。

 

僕からのお願いがあります。

少しでも多くの人の目に留まるよう

この記事をシェアしていただけないでしょうか?

ご協力の程よろしくお願い致します。

 

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